BOXMAN−俺に破れない金庫などない− 作・演出:正塚晴彦  
 
シアター・ドラマシティ東京特別公演
公演期間:3月6日(土)〜 3月13日(日)

この公演は終了いたしました(2004年)

出演者
BOXMAN−俺に破れない金庫などない− 作・演出:正塚晴彦
互いに異なる人生観と相容れない性格を持った男女が、愛し合うようになるまでを描いた大人の恋物語。
1960年頃のロンドン。ケビンは金庫破りから足を洗い、今はある二流の金庫メーカーに雇われている。彼の仕事は、営業兼広報担当のドリーと共に、銀行や金持ちの屋敷など金庫のありそうなところを訪れ、他社の金庫を客の目の前で開けてみせることだった。ケビンにいとも簡単に開けられた金庫を前に、唖然とする客。すかさずドリーが自社の製品を売り込みにかかる。ケビンを雇ってから会社の業績は急速に伸びていた。
そんな折、職人のロジャーが、新システムのダイヤル錠を使った金庫を考案する。ケビンとドリーは売り込みに奔走。ケビンは、今度はその錠が容易に開けられないものであることを証明しなければならなかった。
ある日、ドリーはサンプルの入った鞄をひったくられてしまい、ケビンが犯人を追うが取り逃がしてしまう。製品の発表を急ぐ彼らを尻目に、他社が新しい金庫の展示発表会を告知した。あろうことか、その金庫にはロジャーが考案したダイヤル錠が使われていた。彼らは引ったくり犯から錠のサンプルを買い取ったに違いないが、それが仕組まれたものなのか偶然なのか……。
ケビンとドリーは会社を解雇されてしまう。ドリーは、病に伏す母親のために、かねてより求愛されていた実業家ディケンズとの結婚を決意する。そして、ケビンにはかつての仲間から仕事の誘いが舞い込むが……。

(c) 宝塚歌劇団
当ホームページに掲載している情報については、当社の許可なく、これを複製・改変することを固く禁止します。
また、阪急電鉄並びに宝塚歌劇団、宝塚クリエイティブアーツの出版物ほか写真等著作物についても無断転載、複写等を禁じます。