詩劇 「スサノオ−創国の魁(さきがけ)−」 グランド・レビュー「タカラヅカ・グローリー!」
東京宝塚劇場公演
公演期間:6月11日(金)〜7月11日(日)

この公演は終了いたしました(2004年)

出演者
新人公演情報
『スサノオ』−創国の魁(さきがけ)− 6月22日(火)
NOW ON STAGE(タカラヅカ・スカイステージ ホームページより)
詩劇 スサノオ−創国の魁(さきがけ)− 脚本・演出:木村信司
「古事記」の最初に登場する英雄スサノオの物語を通して、今一度日本はどういう国であるべきかを考え、問いかける勇壮な音楽劇。
暗闇と化した大和の国。スサノオは太陽神であるアマテラスが天の岩戸に隠れてしまったのは自分の暴力のせいだと悔やんでいた。そのスサノオに兄の月読は再び剣を授ける。武器を取ることを恐れるスサノオの前に逃げ惑う父娘が現れ、スサノオは剣を使い戦い助ける。二人は大和の惨状を語りだす。光を失った大和では作物の収穫もままならず、民たちは森で食べ物を得るほかなかった。そのためには大蛇・ヤマタノオロチに毎年生贄を捧げねばならないと。
父親のアシナヅチはスサノオに剣を振るいヤマタノオロチを退治して欲しいと懇願し、娘イナダヒメを残し死んでいく。大蛇退治に逸るイナダヒメにスサノオは暴力ではこの国は救えないと説得するが、スサノオのアマテラスへの暴力は愛情の裏返しであると感じ取ったイナダヒメはその力の使い方を変えて、希望という思いを持とうとスサノオを励ます。二人は森で生贄となったはずのイナダヒメの姉達に会う。彼女達は森のアオセトナに守られ暮らしているのだという。アオセトナに勧められた酒を毒酒とは知らずに飲んだスサノオは倒れてしまう。アオセトナこそ、かつて大和に滅ぼされた国々の青い魂だったのである。葬られた岩の下から剣を手に甦ったスサノオの前にヤマタノオロチが姿を現す。スサノオが大蛇を退治したと思われたその時・・・。スサノオとイナダヒメ、そして大和の国の命運は・・・・・・。

グランド・レビュー タカラヅカ・グローリー! 原案:小林公平 作・演出:岡田敬二
宝塚歌劇90周年の記念レビュー。第90期初舞台生を交えた90名による大ラインダンス、感動的なストーリーダンスシーン、エネルギッシュなゴスペル風のシング&ダンスシーン、黒燕尾姿の男役によるフィナーレ等々、華やかでスペクタクルに満ちた宝塚的な大型レビュー作品。
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