歌劇『花舞う長安』−玄宗と楊貴妃− グランド・ショー『ロマンチカ宝塚’04』−ドルチェ・ヴィータ!−
博多座公演
公演期間:8月1日(日)〜8月23日(月)

この公演は終了いたしました(2004年)

出演者
歌劇『花舞う長安』−玄宗と楊貴妃−井上靖「楊貴妃伝」より脚本・演出:酒井澄夫
井上靖著「楊貴妃伝」をもとに、白楽天の長恨歌に「比翼連理の誓い」と表されている中国の皇帝・玄宗と天下の美女・楊貴妃の愛を謳い上げる。

中国唐王朝の第6代皇帝・玄宗は、英知に富み、決断力に優れ、多芸多能な皇帝であった。即位後、圧政を正し、盛唐の時代、「開元の治」と称される優れた治世を作り出した。その玄宗の前に一人の女性が現れる。都までその美貌がとどろいていた玉環である。寵愛していた妃を亡くし失意の底にある玄宗を慰めるため、皇帝を思う側近の一人の取り計らいで二人は出会ったのだった。玄宗は玉環をたいそう気に入り、玉環は楊貴妃と呼ばれるようになる。楊貴妃の愛に溺れた玄宗は、皇帝としての執務をおろそかにするようになっていく。その上、楊貴妃一族が彼女の栄達に合わせて重用され、中でも楊国忠は宰相の地位にまで登りつめる。ついに人心は玄宗から離れ、安禄山の乱へと向かって行く……。

グランド・ショー『ロマンチカ宝塚’04』−ドルチェ・ヴィータ!−作・演出:荻田浩一
1950〜60年代のイタリア等をイメージして、地中海の紺碧をベースに明るく開放的な色彩を散りばめて展開されるショー。宵闇のヴェネチアで男と女は惹かれあい、真昼の花市場では若者たちが戯れ、遊ぶ。都会の暗闇をさまよう男は夢魔の虜となり、幻想的な青の洞窟で、海神は恋を知る。生と死、光と闇が交錯する束の間を賑々しく通り過ぎるパレードの饗宴が、人々を非日常の空間、夢の祝祭へと誘う。
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