バウ・ミュージカル『想夫恋(そうふれん)』−言(こと)の葉(は)もなき、君の心− 作・演出:児玉明子
宝塚バウホール公演
公演期間:2月3日(金)〜2月12日(日)
主な配役 出演者

この公演は終了いたしました(2006年)


バウ・ミュージカル『想夫恋(そうふれん)』−言(こと)の葉(は)もなき、君の心−

作・演出:児玉明子
[解 説]
 平安の世を舞台に、生涯想いを告げられない、許されざる恋に耐える公達の姿を叙情的に描いた物語。
 平家全盛の時代。藤原成範(しげのり)には都一の美女と言われ、琴の名手である、小督(こごう)という娘がいた。小督には、藤原隆房(たかふさ)という、まだ見ぬ許婚がおり、今日は二人の初顔合わせのための宴が催されていた。宴が進み、二人の若者が舞を披露する。いつしか小督は、一人の若者に心奪われ、その男こそ我が夫となる隆房であってほしいと願う。しかし小督が心惹かれた若者は、無情にも隆房の従兄弟、知家(ともいえ)であった。そしてまた知家も美しい小督に心を寄せるが、この想いは生涯誰にも告げることなく、心に秘めておこうと固く心に誓うのだった。
 そこへ不穏な影が忍び寄る。時の帝である高倉天皇を失墜させる企てがあり、その首謀者の一人に隆房の名が挙がっていたのである。ある夜、隆房追討の命が下り、屋敷に火が放たれる。そして小督が見たものは・・・・・・それは、愛する知家が隆房を討つ姿であった。

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