出演者紹介 Cast Profile
宝塚歌劇団  花組 春野寿美礼Sumire Haruno
1991年3月『ベルサイユのばら』で初舞台。翌年1月、花組に配属。
気品ある容姿と高い実力で将来を嘱望され、1994年『ブラック・ジャック 危険な賭け』新人公演(東京)で準主役ケインを務めるなど早くから頭角を現す。1996年『ハウ・トゥー・サクシード』(第2部)のフィンチ役で新人公演初主演し、颯爽とした魅力を発揮。その後の新人公演で主演を重ね、柔軟性のある役づくりと優れた歌唱力で一作ごとに成長を遂げる。1999年、シェイクスピア劇を歌舞伎の世界に置き換えた『冬物語』の中村富五郎役でバウホール公演初主演。本公演でも活躍の場が広がり、2000年『源氏物語 あさきゆめみし』では神秘的な刻の霊役で新たな魅力を見せる。同年12月より三井住友VISAカードのイメージキャラクターに起用。
2002年8月博多座公演より花組主演男役を務め、『あかねさす紫の花』では傲慢ながら抗えぬ魅力をもつ中大兄皇子を見事に息づかせる。同年、本公演でのお披露目作品となった『エリザベート』では黄泉の帝王トートに扮し、緩急自在の歌唱力と怜悧な美貌で絶賛を浴びる。2003年『野風の笛』では主君に仕える花井主水正義雄の潔い生き様を熱演。2004年1〜2月『天使の季節』では二役で登場し客席を沸かせ、ショー『アプローズ・タカラヅカ!』では各組主演コンビを迎えて堂々たるスター性を発揮。同年5月、名作の再演となった全国ツアー公演『ジャワの踊り子』では革命家アディナン役に挑戦。同年8〜9月『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』では一流タンゴダンサーを目指す青年カルロスをナチュラルな演技で見せ、2004年度芸術祭演劇部門新人賞を受賞。ショー『TAKARAZUKA舞夢(マイム)!』では元XJAPANのYOSHIKIによる新曲を、客席を包み込むような艶やかな美声で歌い上げた。同年12月シアター・ドラマシティ公演『天の鼓』では、鼓の名手・井頭虹人役を典雅な舞台姿で好演。2005年3〜5月『マラケシュ・紅の墓標』では闇の世界に生きるリュドヴィークに扮し、大人の男性らしい抑えた演技に深い説得力を滲ませた。同年9月には大阪と東京で初のコンサート『I GOT MUSIC』を開催し、様々な楽器を自在に操り客席を大いに沸かせた。同年11〜12月『落陽のパレルモ』では革命軍の闘士ヴィットリオ・ロッシ役で、伝統的な宝塚ロマンの主人公を好演。2006年2月には雪組『ベルサイユのばら』にアンドレ役で特別出演し、公演を盛り上げた。
3月にシアター・ドラマシティ公演『Appartement Cinéma(アパルトマン シネマ)』が控えている。

宝塚歌劇団 花組 桜乃彩音 Ayane sakurano
2002年4月『プラハの春』で初舞台。同年5月、花組に配属。
宝塚の正統派娘役らしい清楚な美貌で注目され、2003年阪急電鉄の初詣ポスターモデルに起用される。同年『野風の笛』での千姫役、ショー作品『レヴュー誕生』でのピアノを弾く令嬢役などの可憐な演技で期待の娘役としてその存在を印象づける。同年バウホール公演『二都物語』で初ヒロインとなるルーシー役に抜擢され、情感豊かな女性像を見せる。2004年全国ツアー公演『ジャワの踊り子』ではヒロインに次ぐ大役アミナを好演。2005年1月のバウ・ワークショップ公演『くらわんか』では役替わりで延陽伯などに扮しコミカルな芝居に挑戦した。同年3〜5月『マラケシュ・紅の墓標』新人公演ではヒロインのオリガ役で、陰のある大人の女性を好演した。同年9月の春野寿美礼コンサート『I GOT MUSIC』では春野と息の合ったデュエットダンスを披露。同年11〜12月『落陽のパレルモ』では物語の鍵を握る令嬢マチルダを可憐に、新人公演では情熱を秘めたヒロインのアンリエッタを瑞々しく演じた。2006年3月のシアター・ドラマシティ公演『Appartement Cinéma』で初めて春野寿美礼の相手役を務め、今公演が大劇場での主演娘役お披露目となる。

宝塚歌劇団 花組 彩吹真央 Mao Ayabuki
1994年3月『火の鳥』で初舞台。翌年1月、雪組に配属。
卓越した歌唱力で将来を嘱望され、1996年『エリザベート』新人公演でシュテファン役、東京公演でエルマー役を的確に演じる。1997年バウホール公演『嵐が丘』で狂言廻し的な難役ゲイルを好演し、役者としての実力を示す。
1998年10月、花組に組替え。2000年『源氏物語 あさきゆめみし』の光源氏役で新人公演に初主演し、安定感ある演技と伸びやかな歌声を披露。また東京公演では明石の上役で初の女役に挑戦。続いて同年『ルートヴィヒU世』新人公演に主演し、夢の城に執念を燃やし幻想にふけるバイエルン王を体現する。2002年、ショー作品『Cocktail』では歌手としての実力を発揮し、場面を大いに盛り上げる。同年『月の燈影』で蘭寿とむと共にバウホール公演初主演し、友情厚い博打打ちの幸蔵役を情感豊かに演じる。続く『エリザベート』では感受性豊かな皇太子ルドルフ役で透明感ある役作りを見せる。2003年シアター・ドラマシティ公演『不滅の棘』では虚無的に生きるハンス役をリアルに演じて、演技の幅を拡げ、同年バウホール公演『二都物語』ではヒロインと結ばれるチャールズに扮し、気品と正義感のある好青年を作り上げた。2004年5〜6月バウホール公演『NAKED CITY』で初めて単独主演し、ゴシップ記事を追うカメラマン・ビリー役でアウトロー的な男役の魅力を開花。同年8〜9月『La Esperanza』ではタンゴダンサーを夢見る青年フアン役を爽やかに好演。同年12月シアター・ドラマシティ公演『天の鼓』では主人公を追い詰める帝役を色濃く演じて確かな存在感を見せた。2005年3〜5月『マラケシュ・紅の墓標』ではヒロインの夫クリフォードを演じ、砂漠をさすらう苦悩をにじませ、同年11〜12月『落陽のパレルモ』では許されない愛を貫く芸術家ファブリッツィオ役で、誠実で懐の大きい役作りを見せた。

宝塚歌劇団 花組 真飛 聖 Sei matobu
1995年4月、『国境のない地図』で初舞台。同年5月、星組に配属。
甘い容姿とスター性で期待され、1999年『WEST SIDE STORY』でジェット団の最年少ベイビー・ジョーン役を、新人公演ではリーダー格のリフ役を溌剌と好演。『我が愛は山の彼方に』の朴秀民役で新人公演初主演し、堂々たる役者ぶりを印象づける。2000年ドイツ・べルリン公演に参加。2001年『花の業平』の在原業平役で新人公演に主演し、日本物の美しさと演技面でも期待に応える。同年『ベルサイユのばら2001』では本公演初の大役アランを骨太に演じ、新人公演では主役オスカルを情熱的に美しく演じる。2002年『ヴィンターガルテン』で朝澄けいと共にバウホール公演初主演。心に傷を持つ軍人クラウスに扮し、屈折した心理を巧みに表現。2003年、日生劇場公演『雨に唄えば』では女優リナ役を与えられ、キュートで大胆な役作りで舞台を盛り上げる。同年、梅田コマ劇場公演「Cinderella」の王子役で初の外部出演。2004年2〜3月『1914/愛』では孤独を恐れ酒に溺れるユトリロに扮し、若き芸術家の苦悩を繊細に演じた。同年7〜8月『花のいそぎ』でバウホール公演単独初主演。鬼才・小野篁の光と影を抑えた演技で魅力的に表現し、新境地を拓く。同年10〜11月『花舞う長安』では唐の武将・皇甫惟明に扮し、優美さを際立たせた。2005年5〜6月『長崎しぐれ坂』では気性の激しい流れ者のさそりを色濃く好演。
同年8月、花組に組替え。同年11〜12月『落陽のパレルモ』では貴族としての誇りに溢れたロドリーゴ役で存在感を示した。


INTRODUCTION STORY&CAST STAFF&SUPPORT, CAST STAFF PROFILE PRESS CONFERENCE HOME
close