NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター グランド・レヴュー 『ザ・クラシック』−I LOVE CHOPIN−[作・演出/草野旦]
“ザ・クラシック”解説 REVUE

バトラー(執事)風な男たちが現われ、クラシックの世界へと客席を誘う。


荘厳なパイプオルガンの響きの中、教会内部に描かれている戴冠式の絵と同じ光景が繰り広げられる。


ショパンの音楽の紹介。


オパス66(幻想即興曲)に乗せて、一人の青年の夢模様をコミカルなダンスで。花びらの乙女に一目惚れした青年は、お花畑の中を追っかけ、やっと捕まえたかと思うのだが……。


一人のバロン(男爵)が、月夜に争いの絶えないこの世を嘆いて歌って いる。仲の悪い二大貴族のダンス合戦。それを止めに入ったバロンは、 間違って両家から刺されてしまう。それでもバロンは、苦しみの中から訴え続ける……。


大夜会に集まる紳士・淑女。貴婦人とコックの恋、泥棒と紳士など、貴族社会のコミカルな様子を描いたシーン。


優雅で美しいクラシック・バレエからエネルギッシュなラインダンスへ。


バトラーが化けた老貴婦人たちが、若かった時のショパンの姿を懐かしみ歌う。


ショパンの曲の中でも人気の高い「別れの曲」を使用し、ショパンとジョルジュ・サンドの愛を描く。


星空の彼方に天上画の世界が見えてくる。現実を超越した永遠の世界を夢見て踊る、大群舞。


歌手が現れ、永遠の世界を歌う。やがて、バトラーたちが後片付けを始め、ショーの終わりを告げる。


デュエット・ダンスからパレード