バウ・ミュージカル『Hallelujah(ハレルヤ) GO! GO!』
宝塚バウホール公演 主な配役 出演者
公演期間:1月2日(火)〜1月15日(月)

この公演は終了いたしました(2007年)

バウ・ミュージカル
『Hallelujah(ハレルヤ) GO! GO!』

作・演出/稲葉太地


■解 説
 ダンスコンテスト優勝を目指して懸命に生きる若者の姿を懐かしいディスコ・ミュージックのテイストで描いた青春ラブ・ストーリー。未来に向かって突き進んでいく若者達の煌きが溢れる作品。
  アメリカの田舎町。学校を卒業してからというもの、これと言った目標も持たずに、ただ毎日を楽しく過ごしている青年デニス。彼の唯一の趣味は夜毎仲間たちと通い詰めているディスコダンスである。
 ある日、デニスはディスコ仲間から有名なテレビ番組が「ニューイヤーイブ・ダンスコンテスト」を開催することを知らされ、心を躍らせる。このコンテストにカップルで出場し優勝をすると、ダンサーとして番組と契約できるという賞品が用意されている。刺激のない田舎町に飽き飽きしているデニスはこれに飛びつくのだった。
 その夜、彼はいつものように仲間と連れ立ってこの町でただ一軒のディスコへと繰り出す。3ヵ月後にはここがコンテストの会場となり、そしてそこで優勝する自分を夢想して踊るデニス。そしてこの夜、彼は魅力的に踊る女性と運命的な出会いを果たすのだった。彼女の動きに合わせて踊るデニスは初めて息の合ったパートナーを得た感覚に酔いしれ、ただ踊り続ける。しかしそんな彼の前に恋人であるモニカが遅れてやって来て二人は離されてしまうのだった。
 その夜以来デニスは、結局話すことも出来ずに別れてしまった彼女のことを、毎晩のように踊りながら探している。そして恋人であり、一緒にコンテストに出場することを信じて疑わないモニカも、段々と彼が変わっていくことに気付き、落ち込むのだった。そんなモニカを励ますディスコ仲間のブライアン。二人の距離は少しずつ近くなっていく。
 初めて踊った夜から一ヶ月、デニスの前にあの夜息を合わせて踊った彼女が現れる。二人は踊る。激しい音楽に息を弾ませ、話すことも忘れて踊る。そして時間は12時前。柔らかなチークタイムとなり、漸く彼女に話しかけようとするデニス。しかし彼女は慌てて帰ってしまう。またしても彼女の素性を知ることの出来なかったデニスではあったが彼は確信している。彼女以外に自分のパートナーはいないと。
  そんなある日、思わぬ場所で、デニスは彼女と再会することになる……。

ページトップ

(c) 宝塚歌劇団
当ホームページに掲載している情報については、当社の許可なく、これを複製・改変することを固く禁止します。
また、阪急電鉄並びに宝塚歌劇団、宝塚クリエイティブアーツの出版物ほか写真等著作物についても無断転載、複写等を禁じます。