Musical entertainment 『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』グランド・レビュー『ダンシング・フォー・ユー』

東京宝塚劇場公演

公演期間:11月21日(金)〜12月27日(土)

この公演は終了いたしました(2008年)

出演者主な配役ポスター画像

新人公演情報

『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』
公演日程:2008年12月2日(火)18:30開演

[ 主題歌CDの試聴はこちらから!(TCAピクチャーズ) ]


Musical entertainment
『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』

作・演出/植田景子

[解 説]
 アメリカ西海岸、ロサンジェルス近郊の街を舞台に、少年の頃に描いたキャラクター「Paradise Prince」に自らの夢を託し、アニメーションピクチャーの世界での成功を目指して前向きに生きる主人公の姿を描いたオリジナルミュージカル。大人になることのほろ苦さ、自分の才能への不信、現実と夢とのギャップに押し潰されそうになりながらも、熱い思いで夢の扉を開いていく現代の若者のサクセスストーリー。

 10代の頃からあまたのコンクールで受賞を重ね、若き天才アーティスト、モダンアート界のプリンスとしての地位を獲得しているスチュアート・メンフィールド。
実は、彼には子供の頃から大切にしてきた大きな夢があった。それは、アニメーション作家になり、幼き日から描き続けている「Paradise Prince」を、テレビシリーズとして世に送り出す事。スチュアートは、自分の夢に向かってゼロからの人生をスタートする事を決意し、ロサンジェルス近郊、オレンジカウンティへと向かう。スチュアートは、この街の開放的な明るさに胸躍らせ、ここで自分の夢を実現させようと希望に満ちて生活を始める。
だが、スチュアートを待っていたのは、アニメーション会社での厳しい下積みの生活だった。そんな中、スチュアートはアルバイトでやって来る画家の卵、キャサリンと出会う。彼女の夢は、一人前のプロのアーティストとして自分の作品を創れるようになること。夢に向かってひたむきに生きる二人は、お互いを大切な存在であると感じ惹かれ始める。一方で、今迄スチュアートのマネジメントを行ってきた叔母夫婦やアートプロデューサーのアンソニー・ブラックは、彼をなんとかアート界に引き戻そうと、その行方を捜索する。
 ある日、アニメーション会社にラルフ・ブラウンという男が現れる。金持ちの農場の跡取り息子で、アニメーションおたくだという彼は、やたらとスチュアートに近づいてくるが、果たして敵なのか,味方なのか? やがて社内のコンペで作品を作るチャンスを手にしたスチュアートは、会社の仲間たちと共に作品作りに勤しむが、彼の居所を突き止めたアンソニー達は、スチュアートの夢を阻止する為に、策を講じる。
 自分が夢に向かって生きる事は周りの人を傷つけてしまうのか……。アートとは? 夢とは? 夢を信じるスチュアートのメッセージは、はたして人々の心に届くのか――。

グランド・レビュー
『ダンシング・フォー・ユー』
作・演出/中村一徳

[解 説]
 舞台にかける情熱、思い、愛、夢など、心、身体に溢れる熱きエネルギーをダンスナンバーに託しておくるダンシング・ショー。パリやアメリカを舞台にしたオーソドックスな宝塚レビューのスタイルの中に、都会的でショー感覚を散りばめたエネルギッシュな群舞を繰り広げます。