『SAUDADE(サウダージ)』−Jにまつわる幾つかの所以−

昭和女子大学人見記念講堂公演

公演期間:3月25日(水)〜3月27日(金)

この公演は終了いたしました(2009年)

出演者ポスター画像
『SAUDADE(サウダージ)』−Jにまつわる幾つかの所以−

作・演出/稲葉太地

[解 説]
『SAUDADE(サウダージ)』−ポルトガル語で郷愁や哀惜、追慕を表す。異郷で想う懐かしい故郷、遠く離れた愛しい人、もう二度と帰らない青春時代への憧憬。哀しみ、切なさ、辛さ、愛しさ、美しさ、輝き。時に胸の奥で疼く痛み。時に目指さなければならない未来へと導く光。異邦人たちが集まるこの世の果てで一人の男が感じるSAUDADE。様々な音楽から繰り出される歌や踊りを中心に、これらの心象風景を詩的な芝居の要素も取り混ぜながら描き出す。瀬奈じゅんの持つ魅力、孤高の中にある気高さ、対しての人懐こさ、そこに見え隠れする脆さや寂寥感、それ故より強く、強烈なまでに発せられるダイナミズムが溢れるショーアクト。