ミュージカル・ロマン『紫子(ゆかりこ)』−とりかえばや異聞−ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』

中日劇場公演

公演期間:2月1日(月)〜2月24日(水)

この公演は終了いたしました(2010年)

出演者主な配役ポスター画像
■主演・・・霧矢大夢、蒼乃夕妃

ミュージカル・ロマン
『紫子(ゆかりこ)』−とりかえばや異聞−

〜木原敏江原作「とりかえばや異聞」(小学館文庫)より〜
脚本/柴田侑宏
演出/大野拓史

[解 説]
 1987年、峰さを理、南風まい、日向薫、紫苑ゆうら星組により上演され、再演の呼び声の高かった名作が、23年振りに甦ります。平安末期に書かれた作者不詳の「とりかえばや物語」を更にドラマティックに創り上げた木原敏江作「とりかえばや異聞」は、時代背景を王朝の貴族世界から、戦国の武家社会に移し、再構成したものです。時は安土桃山時代。紫子は女でありながら生来の男勝りで、跡継ぎのない家に育ったため、武芸一般を学んでいた。父が急死した紫子に、思いがけない事実が伝えられる。紫子は安芸の大名の娘で、現領主と双生児であるため密かに養家に預けられたという。ところが兄の領主・碧生が病気になり、他国に知られぬよう、替え玉を務めて欲しいというのである……。兄の替え玉となった紫子の、兄の志と領国を守るための自己犠牲を中心に、紫子を巡る人々―風吹、舞鶴姫、定嗣の愛が描かれます。

ファンタスティック・ショー
『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
作・演出/三木章雄

[解 説]
 永遠につながる一瞬一瞬をきざみ続けるリズム。それは生きる喜び、愛の祈り、夢への憧れを刻みながら、永遠に熱く燃え上がる炎に似てまばゆい。音楽の根底にあるリズムの持つエネルギーをショーアップした作品。2009年10〜11月に宝塚大劇場、11〜12月に東京宝塚劇場にて上演された同作品を、霧矢大夢を中心とした新生月組のために一部内容を変更し、上演します。