ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯』

「岩窟王」のタイトルでも知られ、幾度となく映画化・舞台化された名作。19世紀初頭のフランス。若き一等航海士のエドモン・ダンテスは、美しき娘・メルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にあった。だが、彼に嫉妬する人物から、身に覚えのない罪を着せられ、孤島の監獄に投獄される。ダンテスは、獄中でファリア神父と知り合い、14年後脱獄に成功。神父の残したモンテ・クリスト島の財宝を手に入れ、モンテ・クリスト伯爵となり、自分を陥れた人々へ復讐を始める―次々と遂げられていく「復讐」、ダンテスを陥れた男と結婚したメルセデスとの「愛の葛藤」も盛り込んだロマン溢れるミュージカル。

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◆ 『モンテ・クリスト伯』の舞台

原作に登場する『モンテ・クリスト伯』の舞台を紹介いたします。地名をクリックすると、解説が表示されます。

  • パリ
  • シャトー・ディフ
  • マルセイユ
  • エルバ島
  • モンテ・クリスト島
  • ローマ

【パリ】フランス北部、パリ盆地の中央部に位置するフランスの首都です。財宝を手に入れたダンテスは復讐の準備を整え、数年後モンテ・クリスト伯爵としてパリで社交界デビューしました。そこで、自分をおとしめた人物や、かつての婚約者メルセデスと再会します。

【シャトー・ディフ(イフ島)】フランス最大の港・マルセイユ沖の島で、16世紀に要塞として建設されましたが、後に政治犯の牢獄として使用されるようになりました。幸せの絶頂にあったダンテスを嫉妬する人物により、身に覚えのない罪を着せられ、重大政治犯として投獄されました。

【マルセイユ】フランス南部の港湾都市で、フランス最大の貿易港です。 ダンテスはマルセイユの一等航海士で、船長への昇格や婚約者メルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にありました。

【エルバ島】イタリア中部、ティレニア海にあるトスカーナ諸島の主島で、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが追放された島として有名です。航海中に息を引き取った船長の遺言でダンテスはこの島に立ち寄り、ナポレオンから手紙を託されます。

【モンテ・クリスト島】イタリア中部、ティレニア海にあるトスカーナ諸島の島の1つで、現在は国有地として自然保護地区となっている無人島です。脱獄したダンテスは、獄内で知り合ったファリア神父がこの島に隠した財宝を手に入れました。モンテ・クリスト伯爵という名はこの島にちなんでつけました。

【ローマ】イタリア半島の中央部、テベレ川下流域に位置するイタリアの首都です。モンテ・クリスト伯爵は、ローマでアルベールとフランツに出会います。アルベールは、自分を陥れた男と、かつての婚約者メルセデスとの間に生まれた子どもでした。アルベールの危機を救ったことで彼から慕われるようになった伯爵は、アルベールを頼る形でパリの社交界に現れます。

『Amour de 99!!-99年の愛-』作品紹介

『Amour de 99!!-99年の愛-』とは?

『Amour de 99!!-99年の愛-』は、これまで繰り広げてきたショー、レビューの名作、名場面の再演を盛り込んだ、宝塚100周年を目前とした99周年というアニバーサリーイヤーに相応しい作品です。
本作品の演出を担当する演出家・藤井大介と、トップスター・凰稀かなめを中心とした宙組メンバーが、お客様と宝塚歌劇の歴史を支えてきた偉大な先輩方へ多彩な愛を贈る作品となります。

本作品は、5名の演出家(高木史朗・内海重典・鴨川清作・横澤英雄・小原弘稔)へのオマージュがちりばめられています。
あの、いつか聞いた曲、思い出の曲に溢れた、レビューの名シーンの再現に、歌とダンスに定評のある宙組スターが臨みます。これぞタカラヅカという、これまでにない華麗で華美な傑作レビューを、ぜひ劇場でお楽しみください!

5名の演出家
※舞台写真をクリックすると拡大表示します。

  • 高木史朗 (1936年入団)

    写真写真

    “ムッシュ・シャラール” テーマは暖かさ。
    「華麗なる千拍子」(1960年)
    「タカラジェンヌに栄光あれ」(1963年)

  • 内海重典 (1939年入団)

    写真写真

    “ムッシュ・ディニテ” テーマは気品
    「ラ・グラナダ」(1965年)
    「ザ・レビュー」(1977年)

  • 鴨川清作(1952年入団)

    写真写真

    “ムッシュ・ヌーヴォーテ” テーマは斬新さ。
    「シャンゴ」(1967年)
    「ハロー!タカラヅカ」(1970年)
    「ポップ・ニュース!」(1972年)
    「ラ・ラ・ファンタシーク」(1973年)

  • 横澤英雄(1953年入団)

    写真写真

    “ムッシュ・エレガンス” テーマは優雅。
    「ボン・バランス」(1975年)
    「ハッピートゥモロー」(1976年)
    「ザ・ストーム」(1982年)

  • 小原弘稔(1956年入団)

    写真写真

    “ムッシュ・ボーテ” テーマは美しさ。
    「クレッシェンド!」(1981年)
    「ザ・レビューⅡ」(1984年)
    「メモアール・ド・パリ」(1986年)

  • 宝塚歌劇公式携帯サイト『モバイルタカラヅカ』では、
    ショーに関するより詳しい情報をお届けいたします。
    ぜひチェックしてくださいね!

    『モバイルタカラヅカ』(スマートフォン対応)
    http://sp.takarazuka.tw/


公演舞台写真

『モンテ・クリスト伯』

『Amour de 99!! -99年の愛-』

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