宝塚歌劇 星組公演 | 三井住友VISAミュージカル | スカーレット・ピンパーネル


作品紹介

タイトルの「スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)」は、フランス革命の最中、革命政府に捕らえられた貴族達を救い出す、イギリスの秘密結社。その首領パーシー・ブレイクニーと、革命政府全権大使として組織の壊滅に乗り出したショーヴランとのかけひきを、パーシーの妻マルグリットを交えた三人の愛憎を絡ませながら描き出した冒険活劇です。

冒険小説

原作は歴史小説、探偵小説で有名な、イギリスの作家バロネス・オルツィの小説「THE SCARLET PIMPERNEL」。この小説は1905年にロンドンで出版されましたが、出版前の1903年にまずオルツィの戯曲化によりノッティンガムで上演されます。その後ロンドンでも上演され、4年間のロングラン公演となる大評判となりました。その評判を受けて小説が出版され、大ベストセラーとなったのです。その後、オルツィは次々と続編を発表し、「THE SCARLET PIMPERNEL」はシリーズ化されていきます。
1917年にはアメリカで白黒・無声映画として映画化され(リチャード・スタントン監督、ダスティン・ファーナム主演)、その後1934年、1950年にはイギリスでも映画化。1955年を皮切りにイギリス、アメリカでテレビドラマとしても5度にわたり取り上げられています。

ブロードウェイ・ミュージカル

ミュージカル化を手掛けたのは、ナン・ナイトン(脚本・作詞)、フランク・ワイルドホーン(音楽)で、1997年にブロードウェイ(ミンスコフ劇場)において初演。1998年には、トニー賞のミュージカル作品賞、ミュージカル脚本賞、ミュージカル男優賞にノミネートされました。その後2回の改訂版を経て、ブロードウェイでは2000年1月2日にクローズとなったものの、今日においても、全米ツアーやヨーロッパ各国において度々上演されている話題作です。

新しい魅力を見せる宝塚版

フランク・ワイルドホーンの大ヒット作の宝塚バージョンの潤色・演出は、ワイルドホーンとの共作『NEVER SAY GOODBYE』(2006年・宙組公演)で文部科学大臣賞を受賞した小池修一郎が手掛けます。
宝塚歌劇ならではの魅力を加えた『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット・ピンパーネル)』。日本初上演となるこの作品に、どうぞご期待ください!

特別協賛(宝塚歌劇星組公演 三井住友VISAミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL』は、VJAグループご有志各社様のご協賛を賜ります。)


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