宝塚歌劇「ハイカラさんが通る」の見どころ 宝塚歌劇「ハイカラさんが通る」の見どころ

2020.3.13fri~4.20mon

はいからさんが通る

STORY

時は大正七年、春四月。陸軍少尉・伊集院忍は、幼い頃から結婚を定められた許婚のもとを初めて訪ねる道中、赤いリボンを春風になびかせ、女だてらに自転車に乗るハイカラ娘と出会う。花村紅緒…まるでつむじ風のように忍の前に現れた娘、その人こそが忍の運命の相手であった。

忍の祖母と紅緒の祖父は、かつて人ぞ知る恋仲だったのだが、伊集院家は公家の家がら、花村の家は代々徳川家に仕えた旗本…二人の仲は御一新でやむなく引き裂かれてしまう。いつの日か身分の差などない平和な世になったら、ふたつの家をひとつにしよう…祖父母が別れの間際に交わした誓いが、男子しか生まれなかった二代目を経て、忍と紅緒に引き継がれたというわけである。

恋も結婚も自分で選びたいと夢見る紅緒は、〈ラブ抜きの結婚〉を阻止すべく大奮闘。一方忍は、明るく元気で何にでも一途な彼女に心惹かれていく⋯。
忍と紅緒、二人の波乱万丈な恋の行方やいかに!?

MAIN CAST

【伊集院忍】柚香 光

(陸軍少尉。紅緒の許婚)

【花村紅緒】華 優希

(恋も結婚も自分で選びたいと夢見る、明るく元気いっぱいのハイカラ娘)

【青江冬星】瀬戸かずや

(出版社「冗談社」の社長兼編集長。大の女嫌い)

【鬼島森吾】水美 舞斗

(帝国陸軍第十二師団所属の軍曹)

原作紹介

1975年から77年に「週刊少女フレンド」で連載された大和和紀氏原作の「はいからさんが通る」は、大正浪漫華やかなりし東京を舞台に、眉目秀麗で笑い上戸な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれる快活な女学生・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋物語。
1978年にテレビアニメ化、その後も実写映画化やドラマ化され、2017年には劇場版アニメーションが公開されるなど、時代を超えて愛され続ける、少女漫画の傑作です。

copyright 大和和紀/講談社
© 大和 和紀/講談社

宝塚歌劇「ハイカラさんが通る」の見どころ 宝塚歌劇「ハイカラさんが通る」の見どころ

宝塚歌劇では2017年にシアター・ドラマシティと日本青年館において、柚香光と華優希を中心とした花組で上演され、作品世界を体現した舞台は大好評を博しました。この度、花組新トップコンビとなる柚香と華のお披露目公演として、より華やかな舞台に加えて、新生花組の魅力を盛り込んだフィナーレナンバーも新たにお届け致します。フィナーレは「大正バージョン」と「浪漫バージョン」の2パターンを日替わりで行います。ドラマティックに、パワーアップしてお届けする『はいからさんが通る』に、どうぞご期待ください。

2017年花組シアター・ドラマシティ公園より

宝塚大劇場公演は、
3月13日から上演。
この春、ぜひ劇場でご観劇ください!

花組 宝塚大劇場公演
 ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』