宝塚大劇場花組公演『ポーの一族』を原作者 萩尾望都氏が観劇

2018/01/01

1月1日(月・祝)、『ポーの一族』が初日を迎えました。
公演に先立ち「ポーの一族」原作者の萩尾望都氏が舞台稽古をご覧になり、終了後に演出家・小池修一郎、花組トップコンビの明日海りお、仙名彩世、花組の柚香光とともに、感想を語っていただきました。   

写真 (左から)柚香 光、小池 修一郎、萩尾 望都氏、明日海 りお、仙名 彩世

萩尾 望都氏
本当に素晴らしかったです。このような素敵な作品を創っていただいて、小池先生に感謝いたします。出演者の皆さまは、まるで作品から抜け出てきたみたいで、とてもドキドキしましたし、嬉しかったです。原作の中でも思い入れのある大切なシーンが、鳥肌が立つほどキレイなイメージでできあがっていたので、あのシーンを観るためにだけでも、何度も劇場に通わなければと思っています。

小池 修一郎
舞台稽古を終えて、つつがなく通せたということを大変ありがたく思っております。41年前の自分に、いつか「ポーの一族」を宝塚歌劇で素晴らしいキャストによって上演することができるのだよ、と伝えてあげたいくらいです。

明日海 りお
実際の舞台でエドガーを演じることができて、あらためて幸せだなと思いました。小池先生が見え方などの細かなところまでご指導くださったことが心強く、役作りのヒントになりました。さらに、エドガーという役を深めていきたいと思います。

仙名 彩世
舞台に立つことで、あらたに見えてきた世界がありますので、そこをふくらませて、シーラという役を大切に演じていきたいです。出演者とスタッフの集中力がうまくかみ合い、一緒に針を進めていくという緊張感の中で、気持ちよく演じることができました。

柚香 光
いよいよ始まったと実感して、高揚感と緊張感、そして少しアドレナリンが出ている状態です。皆さまの支えで、このような壮大な舞台に立たせていただいていることに感謝して、千秋楽まで大切に舞台を務めていきたいと思います。

Q.萩尾先生が書かれた詞が、舞台で歌われることについて

萩尾 望都氏
恥ずかしいというか、ありがたいというか…。自分が書いた言葉に音楽がついて、出演者の皆さまが、その楽曲を何度も歌ってくださるというのは、感無量です。ありがとうございます。

Q.舞台化するうえで大切にしたこと

小池 修一郎
萩尾先生が書かれている素晴らしい言葉もそうですが、極力原作を生かしました。また、自分が原作のどこに感動したのかを考えながら作品づくりを進めました。この作品は、バンパネラという架空のファンタジーであると同時に、年月を経てもどの時代でも通じる、精神的にも環境的にも適応できない存在という、我々の社会が普遍的に抱えている問題を顕在化させています。そうした、原作に深く込められたメッセージを、理屈ではなく感覚的にお客様にご理解いただけるように意識しました。   

写真

  

公演期間

  • 宝塚大劇場:1月1日(月)~2月5日(月)
  • 東京宝塚劇場:2月16日(金)~3月25日(日)

OPEN