月組トップスター・珠城りょう 退団記者会見

2020/03/18

3月17日(火)、月組トップスター・珠城りょうが、ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』、スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』(宝塚大劇場:2020年11月13日~12月14日、東京宝塚劇場:2021年1月~2月予定)をもって退団することを発表し、記者会見を行いました。   

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小川友次(宝塚歌劇団理事長)
「月組トップスターの珠城りょうが来年2月の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を卒業いたします。若くしてトップスターに就任した彼女は、鮮烈な大劇場お披露目を果たした『グランドホテル』を皮切りに、どの作品にも真摯に向き合い月組を牽引してくれました。まだまだ男役を極めてくれると思いますので、最後の日までよろしくお願いいたします。」

珠城 りょう
「ファンの皆さまには、私の退団を暗いニュースではなく、前向きな選択として受け取っていただければ嬉しいです。これまで支えてくださった皆さまには、感謝の想いでいっぱいでございます。退団のその日まで、温かく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。」

~退団を決めた時期と経緯について~
「2019年の『夢現無双』『クルンテープ 天使の都』のときです。トップスターとして背負ってきたものを、少しずつ下ろしてもいいかなと思えるようになった時期に重なります。そして、これからを担う月組の仲間に、次のステップへ踏み出してほしいという願いを込めて、決断いたしました。」

~思い出の作品~
「すべてが思い出深く、素敵な作品に恵まれました。その中でも特に印象深い作品は、『グランドホテル』です。最後の回転扉の場面で、トミー・チューンさんに演出していただいたときの感覚が今でも忘れられません。そして直近の『赤と黒』の再演で、宝塚を築き上げてこられた諸先生方や諸先輩方への敬意と、“宝塚の男役が好き”ということを、あらためて実感しました。」

~目指した男役像~
「下級生の頃から、男らしく包容力のある男役を目指してきました。舞台上では役として生き、さらにお客様がご観劇後も余韻に浸っていただけるよう、普段から“珠城りょう”という男役の在り方を追求してまいりました。」

~トップスターとして成長を感じたこと~
「最後まで男役を追い求めたいと思っていますが、『赤と黒』のフィナーレナンバーで、一人で舞台空間を埋めることへの不安を感じなかったことが、少しは成長できた証なのではないかと思います。」

~後輩に伝えたいこと~
「退団発表の際に、組のみんなには伝えましたが、120%の努力と、自分がこうなりたいという強い意志、そして、そこに踏み出す少しの勇気があれば、きっと大きな花が咲くと思います。最初から自分の限界を決めずに頑張ってほしいです。」

~ファンの皆さまへのメッセージ~
「ファンの皆さまがいらっしゃらなければ、今、私はここにいないと思います。皆さまのお心がとても有り難く、だからこそ、いつも笑顔で舞台に立つことができました。残り約11か月となりますが、仲間たちとともに、より良い作品をつくってまいります。」   

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珠城りょうプロフィール

愛知県蒲郡市出身 光ヶ丘女子高校出身
2006年4月 宝塚音楽学校入学
2008年3月 宝塚音楽学校卒業、宝塚歌劇団入団
2008年3月 『ME AND MY GIRL』で初舞台
2008年5月 月組に配属
2016年9月 月組トップスターに就任   

主な舞台歴   ※劇場名のないものは全て宝塚大劇場公演

2008年3~5月
『ME AND MY GIRL』で初舞台
2010年4~5月
『THE SCARLET PIMPERNEL』ハル/(新人公演)パーシー・ブレイクニー ※新人公演初主演
2012年6~7月
『ロミオとジュリエット』死/(新人公演)ロミオ
2013年5月
『月雲の皇子』<宝塚バウホール>木梨軽皇子 ※初主演
2015年1~2月
『Bandito -義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』<宝塚バウホール>サルヴァトーレ・ジュリアーノ
2015年4~6月
『1789 -バスティーユの恋人たち-』マクシミリアン・ロべスピエール
2016年3~4月
『激情』<全国ツアー>ドン・ホセ
2016年10月
『アーサー王伝説』<文京シビックホール>アーサー
2017年1月
『グランドホテル』フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵
2017年5月
『長崎しぐれ坂』<博多座>卯之助
2017年7~8月
『All for One』ダルタニアン
2017年11~12月
『鳳凰伝』<全国ツアー>カラフ
2018年2~3月
『カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち-』青柳 誠二
『BADDY-悪党は月からやって来る-』バッディ
2018年6~7月
『雨に唄えば』<TBS赤坂ACTシアター>ドン・ロックウッド
2018年8~10月
『エリザベート-愛と死の輪舞-』トート
2019年1月
『ON THE TOWN』<東京国際フォーラム>ゲイビー
2019年3~4月
『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』宮本武蔵
2019年10~11月
『I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-』ジョージ・エードラー
2020年2月
『赤と黒』<御園座>ジュリアン・ソレル   

今後の予定

(1)2020年4月24日(金)~6月1日(月)<宝塚大劇場公演>
JAPAN TRADITIONAL REVUE『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』 監修/坂東玉三郎 作・演出/植田紳爾
ミュージカル『ピガール狂騒曲』~シェイクスピア原作「十二夜」より~ 作・演出/原田諒
(2)2020年6月3日(水)~4日(木)<宝塚ホテル>
2020年6月8日(月)~9日(火)<パレスホテル東京>
珠城りょうディナーショー『Eternità』 構成・演出/三木章雄
(3)2020年6月19日(金)~7月26日(日)<東京宝塚劇場公演>
演目は(1)に同じ
(4)2020年9月8日(火)~9月22日(火・祝)<宝塚バウホール公演>
バウ・プレイ『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』 脚本・演出/石田昌也
(5)2020年11月13日(金)~12月14日(月)<宝塚大劇場公演>
ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』 作・演出/上田久美子
スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』 作・演出/中村暁
(6)2021年1月~2月(予定)<東京宝塚劇場公演>
演目は(5)に同じ   

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