専科 轟 悠 退団記者会見

2021/03/18

3月18日(木)、専科(特別顧問)の轟悠が、2021年10月1日をもって退団することを発表し、記者会見を行いました。   

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小川友次(宝塚歌劇団理事長)
「専科の轟悠が、本年10月1日をもって、宝塚歌劇団を卒業することになりました。雪組トップスターとしては『ノバ・ボサ・ノバ』(1999年雪組)でのその名のとおり轟くような激しい舞台など、今でも強く思い出に残る作品を届けてくれました。専科に移ってからも男役としての新境地を拓き続け、宝塚歌劇のために頑張ってくれた轟には、大変感謝しております。彼女の卒業の日までどうぞよろしくお願いいたします。」

轟 悠
「2021年10月1日をもちまして、宝塚歌劇団を退団させていただきます。今、あらためて幸せを感じております。これまで応援してくださった皆さま、そして宝塚歌劇をご支援くださっている皆さま、本当にありがとうございました。」

~退団を決意した時期~
「はっきりと退団を決めたのは昨年です。私の心の中に“退団しよう”という思いがごく自然に現れ、それに素直に従おうと思いました。」

~印象に残っている役~
「『風と共に去りぬ』のレット・バトラーや、『JFK』(1995年雪組)のキング牧師など、どれも本当に思い出深い役ばかりで、一つに決められません。常に、その時に演じている役を何よりも大切にしてまいりましたので、今は7月に『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』で細石蔵之介役に取り組めることが一番の楽しみです。」

~後輩への思い~
「各組の皆さんといろいろな作品でご一緒してきたなかで、たくさんの思い出と、私自身も学ぶべきことが多くありました。これまでどおりに、後輩のためにも、最後まで宝塚を盛り上げていきたいです。」

~自身にとって宝塚歌劇、そして男役とは~
「夢の世界であり、“第二の故郷”そのものです。宝塚歌劇団には5つの組がありますが、専科に異動し“宝塚はひとつ”という答えを見つけることができました。そして、宝塚歌劇でしかできない男役に、自分のすべてを懸けて舞台に立ってまいりました。退団するその日まで、男役を追求し続けてまいります。」

~ラストステージについて~
「最後はディナーショー(『Soon Yū'll Go』、ホテル阪急インターナショナル:2021年8月23・24日、パレスホテル東京:2021年9月21・22日)のようなお客さまとの距離が近い場所で、皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたいと考えておりましたので、私自身の希望を汲んでいただきました。これが一番私らしいのではないかと思っております。」

~ファンの皆さまへのメッセージ~
「長い間、どんな時も劇場に足を運び、応援していただきましたことが本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。最後まで私なりに誠心誠意を尽くし、お客さまのために、そして宝塚のために努めたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」   

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轟悠プロフィール

熊本県出身 人吉市立第一中学校出身
1983年4月 宝塚音楽学校入学
1985年3月 宝塚音楽学校卒業 宝塚歌劇団入団『愛あれば命は永遠に』で初舞台
1985年5月 月組に配属
1988年7月 雪組へ組替え
1997年7月 雪組トップスターに就任
2002年2月 専科へ異動
2003年6月 理事に就任
2020年7月 理事を退任 特別顧問に就任   

主な舞台歴
※劇場名のないものは全て宝塚大劇場公演。同時期に複数の劇場で上演した作品は、最初の劇場での公演を記載。

1985年3~5月
『愛あれば命は永遠に』で初舞台
1989年8~9月
『ベルサイユのばら-アンドレとオスカル編-』アラン/(新人公演)アンドレ ※新人公演初主演
1992年5~6月
『恋人たちの神話』<バウホール>九十九神之助 ※初主演
1994年5~6月
『風と共に去りぬ』チャールズ・ハミルトン/レット・バトラー ※役替わり
1995年5~6月
『JFK』キング牧師
1996年2~3月
『エリザベート-愛と死の輪舞-』ルイジ・ルキーニ

【雪組トップスター時代】
1997年9~11月
『真夜中のゴースト』チャールズ/『レ・シェルバン』
1997年12月~1998年2月
『春櫻賦』謝名龍山/『LET’S JAZZ』 
1998年8~9月
『浅茅が宿』勝四郎/『ラヴィール』
1998年9月
『THE FICTION』<バウホール>カサノヴァ 他
1999年4~5月
『再会』ジェラール/『ノバ・ボサ・ノバ』ソール
1999年11~12月
『バッカスと呼ばれた男』ジュリアン・グランジョルジュ/『華麗なる千拍子'99』
2000年6~8月
『デパートメント・ストア』/『凱旋門』ラヴィック
2001年2~4月
『猛き黄金の国』岩崎彌太郎/『パッサージュ』
2001年10~11月
『愛 燃える』夫差/『Rose Garden』

【専科時代】
2002年4月
『風と共に去りぬ』<日生劇場>レット・バトラー
2003年5~7月
『野風の笛』松平上総介忠輝/『レヴュー誕生』
2004年1~2月
『飛翔無限』若衆
2004年9月
『花供養』<日生劇場>後水尾天皇
2004年11~12月
『青い鳥を捜して』ジェイク・マクノートン/『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』 
2005年5~6月
『長崎しぐれ坂』伊佐次/『ソウル・オブ・シバ!!』
2006年5~6月
『暁のローマ』カエサル/『レ・ビジュー・ブリアン』
2006年10月
『オクラホマ!』<日生劇場>カーリー
2008年2~3月
『黎明の風』白洲次郎/『Passion 愛の旅』
2009年3~4月
『風の錦絵』
2010年10月
『オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-』<日本青年館>エフゲーニィ・オネーギン
2011年9月
『おかしな二人』<バウホール>オスカー・マディソン
2013年3月
『南太平洋』<シアター・ドラマシティ>エミール・ド・ベック
2014年7~8月
『The Lost Glory —美しき幻影— 』オットー・ゴールドスタイン
2016年2月
『For the people』<シアター・ドラマシティ>エイブラハム・リンカーン
2018年6~7月
『凱旋門』ラヴィック
2019年1~2月
『パパ・アイ・ラブ・ユー』<バウホール>デーヴィッド・モーティマー
2019年7~8月
『チェ・ゲバラ』<日本青年館>エルネスト・ゲバラ
2020年12月
『シラノ・ド・ベルジュラック』<シアター・ドラマシティ>シラノ・ド・ベルジュラック   

今後の予定

(1)2021年7月9日(金)~7月15日(木)<梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ>
戯作『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』作・演出/植田紳爾
(2)2021年7月21日(水)~7月29日(木)<東京芸術劇場プレイハウス>
演目は(1)に同じ
(3)2021年8月23日(月)・24日(火)<ホテル阪急インターナショナル>
轟悠ディナーショー『Soon Yū'll Go』構成・演出/酒井澄夫
(4)2021年9月21日(火)・22日(水)<パレスホテル東京>
演目は(3)に同じ   

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