ミュージカル・ロマン『落陽のパレルモ』作・演出/植田景子
東京宝塚劇場公演
公演期間:1月2日(月)〜2月12日(日)
主な配役 出演者


この公演は終了いたしました(2006年)

新人公演情報
『落陽のパレルモ』
公演日程:2006年1月17日(火)/18:30開演
NOW ON STAGE(タカラヅカ・スカイステージ ホームページより)

NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター
宝塚ミュージカル・ロマン『落陽のパレルモ』

作・演出/植田景子

特設コンテンツ
[解 説]
 19世紀半ば、イタリア統一をめぐって激動の中にあるシチリアを舞台に、没落していく貴族社会の美学と、新しい時代への希望を託す民衆たち、その二つの相対する世界に生きる様々な人物を描きながら、身分や時代を超え生き続ける愛の軌跡を描いた物語。
 1860年春、イタリア統一の嵐が吹き荒れる中、ナポリのブルボン王朝の支配下にあったシチリア島にも革命の足音が近付いていた。ガリバルディのシチリア上陸に際し、功績の高かった革命軍の闘士ヴィットリオ・ロッシは、翌年、新しく誕生したイタリア王国の政府軍中佐としてパレルモに帰ってくる。上司であるロドリーゴ・フォンティーニ伯爵と共に、パレルモの有力貴族、カヴァーレ公爵家の晩餐会を訪れたヴィットリオは、公爵家の長女アンリエッタと運命の出会いを果たす。平民出身でありながら、自らの信念のもと、国の未来を見据えるヴィットリオの男らしさに心惹かれるアンリエッタ。ヴィットリオもまた、深窓の令嬢らしからぬ熱い血を感じさせるアンリエッタに興味を覚える。出会いを重ねていく二人。ヴィットリオは、自分は貴族の父と平民の母の間に生まれた子供だとアンリエッタに告げる。身分違いの愛ゆえに引き裂かれた母の為にも、貴族と民衆が平等に生きられる世界をつくり出したいと。
 二人の愛は深まっていくが、そのことに気付いたアンリエッタの父アレッサンドロは、この交際を許そうとはせず、ヴィットリオをシチリアから遠く離れた辺境の地へと転任させる。かねてから、アンリエッタに心を寄せていたロドリーゴ・フォンティーニ伯爵は、大貴族の令嬢である彼女が、平民のヴィットリオを愛し続けることが理解できず苦しむ。
 折しも、サルデーニャ王朝によるイタリア新政府の方針に反発するシチリアの民衆たちの間から、新たな反政府運動が起こってくる。自分たちの特権を守り維持しようとする貴族階級と、虐げられた歴史に耐え切れなくなった民衆たちの怒り。
 貴族と平民が平等と認められ、シチリアの歴史が変わる日はいつ来るのだろうか?そして、ヴィットリオとアンリエッタの愛の行方は・・?
 宝塚歌劇ならではの、愛とロマンに溢れ、華やかなコスチュームに彩られたシチリアの恋物語。

NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター
ロマンチック・レビュー『ASIAN WINDS!』‐アジアの風‐

作・演出/岡田敬二
■解説
 「21世紀はアジアの時代!」。特に日本、中国、韓国を中心とした東南アジア圏は、政治や経済だけでなく文化面でも世界中から注目されている。宝塚の、日本のオリジナル・レビューを志向するロマンチック・レビュー・シリーズの第16弾は、『Asian Sunrise』(2000年・花組)に続いて、私たちのルーツであるアジアを取り上げたオリエンタル・ムード溢れるレビュー。
 今回はモンゴル、中国の他に、今、ドラマや映画などが日本でもブームとなっている韓国の場面が登場。現代的な韓国と、ドラマ「チャングムの誓い」で知られる李王朝時代の韓国のシーンを融合させた、ドラマチックな場面を展開。
 また、日本の場面では、アジアが生んだ20世紀のポップス界の天才作曲家・服部良一氏の音楽を取り上げ、懐かしい曲に乗せた情緒溢れるシーンを繰り広げます。
 21世紀のレビューはどうあるべきかを踏まえ、日本とアジアをテーマにお届けする、アイデンティティー豊かなレビュー作品。

 

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