小池修一郎プロフィール

1977年、宝塚歌劇団入団。

1986年宝塚バウホール公演『ヴァレンチノ』でデビュー。完成度の高い舞台として一躍注目を浴びる。

1989年『天使の微笑・悪魔の涙』で宝塚大劇場デビュー。

1991年、フィッツジェラルド作品の初ミュージカル化『華麗なるギャツビー』で菊田一夫演劇賞を受賞。

1996年、潤色・訳詞・演出を務めて日本初演を果たしたウィーン・ミュージカル『エリザベート』は、黄泉の帝王トートを主人公に置き換えるという画期的な演出で高い評価を受け、宝塚歌劇史上に残る看板ミュージカルになる。

外部公演にも活躍の場を広げ、2000年より新演出で臨んだ東宝版「エリザベート」、02年より演出・訳詞を務めた「MOZART!」も大成功を収めた。

2006年、宙組において作曲家フランク・ワイルドホーン氏とのコラボレーションによる新作ミュージカル『NEVER SAY GOODBYE』を発表。ファシズムと戦う男女の愛をテーマに感動的な舞台に仕上げ、文部科学大臣賞を受賞。

2008年、星組によるブロードウェイ・ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL』日本初演の潤色・演出を手がけ、冒険活劇としての面白さとワイルドホーン氏の楽曲を活かす演出で絶賛を浴び、菊田一夫演劇大賞等を受賞。

これまでに読売演劇賞、千田是也賞、文部科学大臣賞など数々の賞を受賞しているが、2010年に菊田一夫演劇大賞を個人で受賞し、2009年に続き2冠を達成した。現代日本のミュージカル界を代表する演出家である。

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