エリザベートの魅力

 

あの興奮をもう一度! 2009年再び、宝塚歌劇の舞台に黄泉の帝王・トート閣下が降臨する。

演出

  ウィーンが生んだ天才、ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)×シルヴェスター・リーヴァイ(音楽)のゴールデンコンビによる名作を手掛けるのが、鬼才・小池修一郎。98年宙組で読売演劇賞優秀演出家賞、00年東宝版で毎日芸術賞・千田是也賞を受賞と、「エリザベート」を今や宝塚歌劇のみならず、日本ミュージカル界に名を残す作品とした手腕は高く評価されています。

  宝塚歌劇版「エリザベート」の最大の特徴。それは、主役をタイトルロールのエリザベートではなく、黄泉の帝王・トートに据えている点。 トートを“死”の象徴だけでなく、彼に苦しみ・哀しみや恋愛感情をもたせることによって、夢の世界・宝塚歌劇とはおよそ掛け離れた役に見える“死”でさえも、耽美的でミステリアスな男役像として観客の心を捉え魅了します。 さらに、物語本編終了後にフィナーレが付いているのも宝塚歌劇ならでは。デュエットダンスやラインダンスといった宝塚歌劇らしい華やかな世界も堪能できます。

歴史

  今では『ベルサイユのばら』などと並び、宝塚歌劇を代表する演目の一つとなった『エリザベート』。 1996年雪組の初演以来、演じる組・人によって異なる魅力を放ち、多くの人に愛され続けています。

公演 組 主な配役
トート エリザベート フランツ ルキーニ
1996年 雪組 一路真輝 花總まり 高嶺ふぶき 轟悠
1996年 星組 麻路さき 白城あやか 稔幸 紫吹淳
1998年 宙組 姿月あさと 花總まり 和央ようか 湖月わたる
2002年 花組 春野寿美礼 大鳥れい 樹里咲穂 瀬奈じゅん
2005年 月組 彩輝直 瀬奈じゅん 初風緑 霧矢大夢
2007年 雪組 水夏希 白羽ゆり 彩吹真央 音月桂
2009年 月組 瀬奈じゅん 凪七瑠海 霧矢大夢 龍真咲

 

公演 組 主な配役
ルドルフ ルドルフ(少年時代) ゾフィー エルマー
1996年 雪組 香寿たつき(宝塚)
和央ようか(東京)
安蘭けい 朱未知留 和央ようか(宝塚)
高倉京(東京)
1996年 星組 絵麻緒ゆう 月影瞳 出雲綾 湖月わたる
1998年 宙組 朝海ひかる(宝塚)
樹里咲穂(東京)
初嶺まよ 出雲綾 夢輝のあ
2002年 花組 彩吹真央 望月理世 夏美よう 蘭寿とむ
2005年 月組 大空祐飛 彩那音 美々杏里 月船さらら
2007年 雪組 凰稀かなめ 冴輝ちはや 未来優希 彩那音
2009年 月組 遼河はるひ
青樹泉
明日海りお
羽桜しずく 城咲あい 遼河はるひ
青樹泉
エリザベート
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