宝塚歌劇団の株式会社化から1年を迎えて

宝塚歌劇団は、本日2026年7月1日をもちまして、法人化から1年の節目を迎えました。110年を超える歴史の中で大きな転換点となったこの1年、宝塚歌劇団は関係者が安心して舞台制作をはじめとする事業活動に携わり、持続的に成長し活躍することができる体制を構築するべく、一歩ずつ改革を推進してまいりました。

この新体制においては、より安心・安全な環境下で充実した舞台をお届けできるよう、「事業・管理・内部監査」の3つの部門による「3線モデル」を導入し、現場の運営と管理、そして独立した監査機能が相互に機能する複層的なリスク管理体制を構築しました。あわせて、社外出身の取締役および監査役を招聘することで、外部の視点による経営監視機能を強化いたしました。

原則として月1回開催される取締役会では、社外出身の取締役の方々の幅広い知見に基づいた専門的な助言をいただき、客観的な意思決定と組織の透明性の確保に努めており、こうした取り組みを通じて、改革の実効性がより一層高まっていると認識しております。

これらの宝塚歌劇団における改革の進捗や議論の内容については、親会社である阪急電鉄株式会社、および阪急阪神ホールディングス株式会社の取締役会へ定期的に報告を行っており、グループ全体での適切な監督体制を維持しております。

現在、最優先で取り組むべき課題については一定の目途が立ちつつありますが、今後も歩みを止めることなく不断の改革を進めてまいる所存です。

宝塚歌劇を新しい時代に相応しい形へと発展させることで、皆様に信頼されるよう尽力してまいりますので、今後も変わらぬご支援・ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。




2026年7月1日
株式会社宝塚歌劇団
代表取締役社長 村上浩爾