公演に先立ち、2012年4月26日(木)に東京會舘で制作発表記者会見が開催されました。その模様を一部ご紹介し、公演の魅力に迫ります!
※メッセージ募集は終了いたしました。
たくさんのメッセージありがとうございました。
月組新トップスターの龍真咲と新トップ娘役の愛希れいかに加え、準トップスターの明日海りおが登場。
4曲の楽曲を披露し、会場は究極のラブストーリー『ロミオとジュリエット』の世界に染め上げられました。
東京宝塚劇場雪組公演『ロミオとジュリエット』の公演の休憩時間中に、震災に遭いました。首都圏が復旧していない中で、それにも関わらず多くのお客様が劇場に足をお運びくださったことに、非常に感動いたしました。また、こういう時にこの作品を観るからこそ癒され、生きていること、これからまた生きていくことに向かい合えたと仰ってくださった方がたくさんいらっしゃいました。
普段、こういうエンターテインメントの力に関してはわからないところもございますが、非常時には、舞台は人の心を支えることもできると感じましたし、宝塚歌劇の強さや存在価値を、私自身が改めて認識できました。
これから世界がどうなっていくのか分からない中、この『ロミオとジュリエット』という作品で、多くの方々の心に一抹の安らぎと、愛を信じることの大切さを感じていただけるのであれば、素晴らしいと思っております。
この作品の“愛”という役は、宝塚歌劇のためにジェラール・プレスギュルヴィックさんに相談して作らせていただいたのですが、改めてその存在というものが感じられるのではないかと思っております。
月組は若く新しい組ですので、大変瑞々しい部分があると思います。それはまだまだ未熟ということに結びつくこともあるかもしれませんが、それがマイナスにならない作品が、この『ロミオとジュリエット』だと思います。
新生月組には、少し落ち込んだ世の中に対して、『ロミオとジュリエット』という作品ならではのエネルギーを与えて欲しいと思っております。
【龍に対して】
月組を背負うという責任感が付いてきたと思いますので、気負いすぎずにやったら力を発揮できるのではないかと(パフォーマンスを観て、聴いて)改めて感じました。
彼女は、現代的な個性と、ちょっと陰りのある甘さが魅力だと思っているのですが、このロミオ役とこの作品で、もっと深い孤独感と、生きることへの不安感をきちっと表現できるのではないかと思っています。
ロミオはお坊ちゃんで二枚目ですが、特別な人ではないので、等身大の青年を演じることで、彼女の培ってきたものが花開くのではないかと思います。
また、役替わりでティボルトを演じることは、一人の役者として、ロミオを演じている自分を客観視することができるので、これを経て非常に大きく伸びていくのではないかと期待しております。
【愛希に対して】
役替わり公演なので、組む相手(ロミオ)が違うわけですから、大変かと思いますが、下級生ということもあり、怖いもの知らずでやってくれると思います。
(愛希だけでなく)彼女たちはそれぞれのゴール、自分なりの目標に向かって走っていくので、私も伴走して作品をつくることができればと思っております。
【明日海に対して】
彼女は華やかさが魅力で、オーソドックスな宝塚の二枚目という印象があるのですが、どちらかというとティボルト役で、ちょっとニヒルな感じも合うのではないかと思います。
これからスターとなっていく上で、新しい自分をつくっていくのではないかと期待をしております。
お披露目公演で『ロミオとジュリエット』をさせていただけることを、大変嬉しく思います。小池先生は、私が成長するために必要なことを仰るので、自分に対しての期待を大きく感じました。
今回、役替わりでロミオ役とティボルト役を演じさせていただき、色々なことを経験させていただくことは、舞台人として恵まれていることだと思いますので、しっかり務めて参りたいです。
新生月組、新たなスタートの始まりです。愛希と明日海、そして月組生一丸となって、楽しい舞台をつくっていきたいと思いますので、宝塚歌劇を、月組をどうぞよろしくお願いいたします。
『ロミオとジュリエット』という作品で、ジュリエット役をさせていただけることが本当に嬉しく、幸せな気持ちでいっぱいです。小池先生とは、スカーレット・ピンパーネルで初めてご一緒させていただき、すごく大きなものを得ました。またご一緒させていただけるので嬉しく思います。
今回、ロミオがお二人いらっしゃいますが、出会った時のロミオを愛し抜きたいと思います。龍さんと明日海さん、そして出演者の方々と一緒に、素直にまっすぐに精一杯取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ミュージカルや物語、映画化された「ロミオとジュリエット」という作品のファンでしたので、今回二つの役で作品に関わることができ、とても幸せ者で贅沢だなと実感しております。
先生の仰ることをしっかりと聞いて、共演者の方のお芝居をしっかりと感じて、自分も役と素直に向き合い、役の感情に身体と心を預けられるくらいになれたらと思います。役替わりですので、体力とガッツをしっかり蓄えて頑張りたいと思います。
若さ溢れる新生月組で挑む大作
作品が持つ“若さ”や“エネルギッシュ”といったところを、いまの新生月組だからこそ、より“リアル”に、より“パワフル”に体現してくれることでしょう。
主人公ロミオと敵役ティボルトの役替わり公演
モンタギュー卿の一人息子のロミオとキャピュレット卿の甥でジュリエットの従兄のティボルトといった相反する二つの役どころに、龍真咲と明日海りおが挑戦します。
豪華なフィナーレ付き
宝塚歌劇ならではのダンスや群舞、歌が加わり、新生月組のお披露目に相応しい、華やか且つドラマティックな作品になることでしょう。
新トップスターの龍を中心とした新生月組で創り上げる、月組公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』に、どうぞご期待ください!!
メッセージ募集は終了いたしました。
たくさんのメッセージありがとうございました。