大劇場お披露目公演である『ロミオとジュリエット』に先立ち上演される、雪組公演『はじめて愛した』。
雪組トップスター・音月桂の初お披露目公演となります。ぜひ劇場へ足をお運びください!
※『はじめて愛した』観劇レポートの募集は終了いたしました。たくさんのメッセージありがとうございました。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 | 2010年10月13日(水)~10月25日(月) |
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日本青年館大ホール公演 | 2010年10月31日(日)~11月7日(日) |
二つの顔を持つ男と、執拗な婚約者から逃れようとする女が奇妙な出会いをしたことから起こる、ハードボイルド・タッチのドラマ。
一匹狼の殺し屋バードは、表向きはガイ・コンスタンティンと名乗るフリー・カメラマンを装っていた。いつものように殺しの依頼をアッシュから受け、ビルの 屋上から狙撃銃を発射したバードは、ある女に目撃されたことに気付く。しかし、一瞬の間の後、女はビルから自ら飛び降りてしまう。
刑事ベルモンドは、犯行で使われた弾丸が特殊であることから、殺し屋バードの仕業だと考えていた。その犯行現場から飛び降りた女が、一部始終を見ていたのではないかと推測するが、医師リシャールは、女は事故のショックで記憶を失ってしまったという。
残された鞄の中身から、女の名前がレイチェルとわかったガイは、彼女を始末しようと病院に忍び込む。しかし、何も思い出せず不安におののく彼女を見ている と命まで奪う気になれない。情報屋クリッツィによると、レイチェルの素性には不可解な謎も多いようだ。ガイは、自分たちは事故の前、モデル志望とカメラマ ンの関係だったと近付き、レイチェルを引き取る。
一方、街を仕切るボスの息子であるジュリアーノは、消えた婚約者レイチェルを血眼になって探している。息の掛かった警官たちを使い、ついにガイのもとにいることを知ったジュリアーノは、力ずくでレイチェルを奪い取ろうとガイのロフトに乗り込む。
またその頃、アッシュが経営するライブハウスに、裏の仕事を束ねる組織から「狙撃を目撃されたバードと女を消せ」との指令が入った・・・。