ロングアイランドの高級住宅街に一際大きくそびえ立つ大豪邸のララビー家。
ここにはララビー夫妻と2人の息子、堅物の長男ライナス(真飛 聖)とプレイボーイの次男デイヴィット(壮 一帆)が住んでいた。
お抱え運転手フェアチャイルドの一人娘サブリナ(蘭乃はな)は、デイヴィットに思いを寄せていたが、デイヴィットにとってサブリナは使用人の娘というだけで全く無関心。
ある夜、庭からテラスで開かれているララビー家のダンスパーティで、デイヴィットが令嬢と踊っているのを眺めるサブリナ。
そんな娘に父は身分違いの叶わぬ恋を諦めさせようと、彼女をフランスの料理学校へと行かせる。
パリで生活を始めたサブリナだが、デイヴィットの事が忘れられずに過ごしていた。
娘の手紙からそれを感じ取り心配する父と仲間の使用人たち。
しかし料理学校でフォントネル男爵と知り合い、サブリナは人生や恋の傍観者でいてはだめだと少しずつ変わっていく。
パリに旅立ってから2年後、サブリナは見違えるばかりの美女となって帰ってくる。
そんなサブリナを見てデイヴィットはたちまち夢中になる。
事業拡大を考えるライナスによって財閥タイスン家の令嬢エリザベスとの結婚が決まっていたデイヴィットだったが、自分の婚約披露パーティーにサブリナを招待し、婚約者を放ってサブリナとばかり踊る。
2人の姿はララビー家の知るところとなり、このままでは問題になると考えたライナスは、二人を引き離すために一計を図るが・・・。