制作発表会レポート

2月15日(月)東京にて、宝塚歌劇月組公演 簡易生命保険誕生100周年 かんぽ生命 ドリームシアター ロック・ミュージカル『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』、シャイニング・ショー『Forever LOVE!!』の制作発表会が行われました。   

[写真右から]珠城 りょう(月組)、愛希 れいか(月組)、龍 真咲(月組)、石井 雅実様(株式会社かんぽ生命保険 取締役兼代表執行役社長)、小川 友次(宝塚歌劇団 理事長)、藤井 大介(宝塚歌劇団 演出家)、大野 拓史(宝塚歌劇団 演出家)、凪七 瑠海(月組)、美弥 るりか(月組)

宝塚歌劇団 理事長・小川友次、株式会社かんぽ生命保険 取締役兼代表執行役社長・石井雅実様、宝塚歌劇団 演出家の藤井大介、大野拓史、月組トップスター・龍真咲、月組トップ娘役・愛希れいか、月組の珠城りょう、凪七瑠海、美弥るりかが出席。大勢集まった報道陣の前で、芝居仕立てのパフォーマンスも披露しました。熱気に包まれた制作発表会をレポートします。   

龍真咲の退団公演は“夢”と“愛”に溢れた二作品

本作は2001年に宝塚歌劇団入団後、月組一筋に邁進してきたトップスター・龍真咲の退団公演となります。戦国時代に天下統一を目指し、鮮やかに生きた一代の英雄・織田信長。時に「うつけ者」「魔王」と呼ばれながら、己を貫き通した織田信長を、同時代の群像と共に描くロック・ミュージカル『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』。歴史的ヒーローに新たなスポットを当てる意欲作に、どうぞご期待ください。
さらに龍真咲の魅力を存分に引き出すシャイニング・ショー『Forever LOVE!!』では、個性豊かな月組メンバーが一丸となって、エネルギッシュにドラマティックに“愛”のステージをお届けします。   

本番さながら、迫力のパフォーマンスを披露

制作発表会では芝居、ショー共に壮大な世界が感じられる、充実したパフォーマンスを約15分にわたって披露しました。   

弾むような伴奏が流れ、T字型のステージにライトが照らされると、輝く衣装に身を包んだ龍真咲が登場。艶のある伸びやかな歌声で、「愛に満たされ過ぎると燃え上がってしまうから いつもと一緒 いつものここで 私はこのステージに立つ」と、『Forever LOVE!!』の主題歌を歌います。「ステージこそ夢 ステージこそ命 ステージこそ愛」というフレーズが、まるで龍真咲のタカラヅカ人生に重なるようです。時に躍動的に時に切なく転調する主題歌を、豊かな表現力で歌い上げる龍真咲に大きな拍手が送られました。   

次は一転して『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』の世界へ。織田信長の重臣である明智光秀役の凪七瑠海と、羽柴秀吉役の美弥るりかが、絶妙な掛け合いでお屋形様(信長)への想いを語ります。歴史にその名を残すこととなる二人が、天下統一という夢を信長と共に抱いた日々。大望を抱く信長に惹かれ、忠義を尽くそうと誓う熱い想いが、二人の歌からも伝わってきます。   

次に、「この国をいただきに参上したぜ!」とロルテス役の珠城りょうが登場すると、銃口を光秀たちに向け、信長の“夢”をあざ笑います。珠城りょうは髭をたくわえたワイルドな容姿で、ロックスターさながらに力強く歌い、ローマ出身の騎士・ロルテスを魅力的に演じます。   

さらに織田信長の正室・帰蝶を演じる愛希れいかが登場。長刀を手にロルテスたちと立ち回りを演じる凛々しい姿のなかに、信長への愛憎が入り混じる複雑な女心を垣間見せました。蝶をモチーフにした衣装も華やかです。   

そして最後に織田信長役の龍真咲が颯爽と現れます。口髭と顎髭が凛々しくも美しい戦国武将。これまでの龍真咲のイメージを覆すような雄姿に、会場の空気が一変しました。“私の中に龍がいる”という歌詞に、戦国時代を駆け抜けた武将である信長の苛烈な生き様、そして龍真咲自身のタカラヅカ人生が重なります。赤いマントを翻し、刀を手にして遠くを見つめて切々と歌う信長の姿は、人々を惹き付けてやまない英雄のオーラと強い意志がみなぎり圧巻でした。   

続いて、出席者が登壇し挨拶を行いました。   

独特な個性を持つ龍真咲ならではの壮大な織田信長を

大野拓史(『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』担当)
「龍真咲の退団公演の作品を担当できることを、大変光栄に思っております。彼女は独特な個性の持ち主で、彼女の舞台を見ると、納得させられるだけのものを数々成し得てきたとあらためて実感しております。独自の個性で歴史に名を残す“織田信長”ですが、龍とタッグを組めば新しく壮大な“織田信長”をつくり上げることができると確信しております。皆様にご覧いただける日を、私自身も楽しみにしています。」   

様々な愛の形、愛の姿、愛の結晶を楽しんでほしい

藤井 大介(『Forever LOVE!!』担当)
「今回は何よりも龍真咲のファイナル公演ということに焦点を当てながら、龍率いる彼女の愛する月組メンバーの魅力も、あわせてお楽しみいただけるショーにしたいと考えております。長年、龍と一緒に仕事をする中で感じたのが、彼女が抱くタカラヅカへの強い愛でした。そこでずばり“愛”をテーマに、これまで彼女がつくり上げてきた“愛”を、これからも永遠に…という意味を込めまして、ショータイトルを『Forever LOVE!!』と名付けました。様々な愛の形、愛の姿、愛の結晶を皆様に楽しんでいただけますよう、出演者とスタッフが一丸となって頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」   

夢だった織田信長を演じ切り、“愛”を皆様に届ける

月組トップスター 龍 真咲
「私には、織田信長を演じてみたいという一つの夢がありました。私のイメージとしてよく言われる“現代的な雰囲気”と『1789 -バスティーユの恋人たち-』の公演で再認識した“ロックが好き”ということ、そして“燃えたぎる魂のような想い溢れる役が好き”ということを踏まえ、大野先生に私の集大成の作品『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』をつくっていただきました。しっかりと信長に命を吹き込み、月組の皆と共に作品をつくっていきたいと思っております。ショーの『Forever LOVE!!』は、藤井先生が私のタカラヅカ人生のテーマ「ハート」「愛」を作品のテーマに、つくってくださっています。愛を形にすることはなかなか難しいのですが、舞台を通じて、皆様にどのようにお届けできるのか、いまからとてもワクワクしております。9月4日の千秋楽まで、男役・龍真咲の人生を、そして責務を全うしたいと思っております。」   

龍真咲さん演じる織田信長を最後まで愛し抜きたい

月組トップ娘役 愛希 れいか
「お芝居では、織田信長の正室・帰蝶役をさせていただきます。龍さん演じる織田信長を、最後まで愛し抜きたいと思います。また、ショーのパフォーマスで龍さんが歌われていた主題歌は、とても素敵な歌詞とメロディーで、いまからどのような作品になるのか、大変ワクワクしております。お芝居、そしてショー『Forever LOVE!!』とも、月組のメンバーと一緒に、全身全霊でしっかりと龍さんに付いて頑張っていきたいと思います。」   

ローマ出身の騎士・ロルテスとして自分の役割を果たす

月組 珠城 りょう
「お芝居でロルテス役をさせていただきますが、一体どういった人物なのだろうというのが第一印象でした。ローマ出身の騎士として、どのように龍さん演ずる織田信長と関わっていくのか、自分の役割をしっかりと果たせるよう、歴史も勉強しつつ、お稽古に励みたいと思います。今回、龍さんの退団公演ということで、寂しい気持ちはありますが、月組の一組子として、最後まで龍さんの背中を追い続け、龍さんの“愛”を感じ、その“愛”をお返ししながら、お客様へ“愛”をお届けできる公演になるよう頑張りたいと思います。」   

明智光秀を演じる嬉しさとプレッシャーを胸に

月組 凪七 瑠海
「明智光秀役を務めさせていただきます。明智光秀ファンの方も多く、とても有名な人物を演じる機会をいただき、嬉しい気持ちと共に大きなプレッシャーを感じております。彼は謎多き人物で、逆にその点に魅力を感じていますので、実際はどうだったのか、信長に対しての気持ちについて、理解を深めていきたいと思います。龍さん演ずるお屋形様(信長)に、最後まで付いて行き、稽古に励みしっかり舞台を務めたいと思います。」   

自分なりの羽柴秀吉像を目指したい

月組 美弥 るりか
「私が演じさせていただく羽柴秀吉は、これまで数々の個性豊かな役者の方々が演じてこられた役なので、初めは不安もありましたが、大野先生からアドバイスをいただいて、自分なりの秀吉像を目指したいと思います。ショーは、(パフォーマンスで)龍さんが歌われていた楽曲がとても素敵で、龍さんの魅力がぎゅっと詰まった作品になるのではないかと感じました。私も月組の一員として、この作品に参加できることを、とても光栄に思っております。」   

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