東京宝塚劇場の緞帳が新しくなりました!

2024.11.05

(左から)夢白 あや、朝美 絢、奏乃 はると

このたび、宝塚歌劇の専用劇場である東京宝塚劇場に、高砂熱学工業株式会社様より新しい緞帳をご寄贈いただきました。
「amoroso(アモローソ)」という題のこの緞帳のデザインは、宝塚歌劇の華やかさ、躍動感をイメージさせる壮麗優美な西陣本綴錦織です。
11月5日(火)、劇場において緞帳修祓式ならびに贈呈式が行なわれ、雪組より3名(奏乃 はると、朝美 絢、夢白 あや)が出席いたしました。
新しい緞帳は、同日の星組公演 『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』 11月5日(火)13時30分公演よりお客様にお披露目いたしております。

新緞帳「amoroso(アモローソ)」の詳細について

提供

高砂熱学工業株式会社(東京都新宿区)

緞帳題名

「amoroso(アモローソ)」(イタリアの音楽用語で「愛情に満ちて」の意)

デザイン

株式会社川島織物セルコン 美術工芸生産グループ

制作意図

真紅の艶やかなビロードの幕をイメージした柔らかなベースに、宝塚歌劇の象徴でもあるロココ調の唐草模様をダイナミックに構成した、華麗な緞帳です。唐草模様のフォルムはシンプルでありながらも、その縁は金色の縫い取りの如く煌めいています。深みのある落ち着いた色調で、劇場内の空間を上品に演出します。所々にハートの形を取り入れて、客席から溢れる宝塚歌劇への愛を表現しました。舞台への期待感が高まるデザインです。

制作

株式会社阪急建装(本社:大阪市北区)

製作

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区)

寸法・重量

天地9m、間口24m、重さ約950kg

織り方

西陣本綴錦織(にしじんほんつづれにしきおり)