解説
ロマンス
『不滅の棘(とげ)』
原作/カレル・チャペック
翻訳/田才 益夫(八月舎刊「マクロプロス事件」より)
脚本・演出/木村 信司
チェコの代表的な作家カレル・チャペックの戯曲「マクロプロス事件」をもとに、新たな脚本で舞台化した『不滅の棘』。2003年、春野寿美礼を中心とした花組での初演は、白で統一された衣装や舞台装置、ドラマティックな展開で鮮烈な印象を残し、好評を博しました。
人間は必ず死ぬ運命にある。もし永遠の命を与えられてしまったら……価値は、倫理は、そして愛は?永遠の命を与えられた主人公が、虚無的な行動で波乱を巻き起こす様を描く。果たして、絶望の果てに生きる彼が最後に辿り着く所とは…。
※宝塚歌劇では、出演者一同お花のお届け物を辞退させていただいております。