第102期生 初舞台までの道のり

2016年に初舞台を踏んだ宝塚歌劇団第102期生。彼女たちの初舞台までの軌跡をご紹介します。

鍛錬の日々 宝塚音楽学校の道のり

2014年4月に宝塚音楽学校に入学した第102期生。 彼女たちはみな、タカラジェンヌになることを夢みてこの場所に集いました。

宝塚音楽学校第102期生入学式(2014年)

宝塚音楽学校での2年間、彼女たちは厳しい鍛錬を積んできました。声楽・ダンス・演劇・日本舞踊等、多種多様な芸事に取り組み、舞台人として相応しい教養を身につけていきます。
全ては憧れの舞台に立つために…。

2016年2月には宝塚音楽学校文化祭が開催され、宝塚音楽学校で学んだ2年間の集大成を披露しました。

そして2016年3月1日、第102期生39名は思い出の詰まった宝塚音楽学校を卒業。

ついに、念願の宝塚大劇場の舞台へと挑みます。

同期生との絆 初舞台ラインダンスに向けて

2016年3月9日、第102期生が、星組公演『THE ENTERTAINER!』で出演したラインダンス、第2章「FLY ENTERTAINER! -Spring ROCKETTES-」の稽古場披露が行われました。

『THE ENTERTAINER!』の作・演出を務めた野口幸作が「春の空に飛翔する鳥たちをイメージしました」と語ったこの場面。鮮やかな桜色の衣装もそのイメージにあわせたものです。

この公演で、初舞台ラインダンスの振付を担当した鈴懸三由岐は「みんなが一つのことに向かって、少しでも前に、という思いを込めて振付けさせていただきました。最後までみんなで一生懸命ひとつの方向を向いて、胸には大きな希望、夢を描いて舞って欲しいなと思います。」と、激励の言葉を述べました。

ここからタカラヅカの舞台に羽ばたいていく第102期生への期待が大いに込められたラインダンス。
2年間切磋琢磨しながら歩んできた同期生たちと心をひとつにして、彼女たちは初舞台に臨みました!

ついに初舞台の幕が開く

そして2016年3月18日、星組公演『こうもり』『THE ENTERTAINER!』で、第102期生は宝塚歌劇団の一員としてスタートをきりました。

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