出演者コメント
- ―――トップお披露目公演が「ルパン三世」と知ったときの気持ちは?
- まず、この作品と聞いたときは正直驚きました。でも、すごく人気のあるこの作品の力を借りて、より宝塚を知っていただけるチャンスになるのだなと思うと、嬉しくもあり、頑張り甲斐のある作品にめぐり合えたと、すごく光栄に感じております。
- ―――ルパン三世をどのように演じたいですか?
- やはり原作のイメージが皆さんの中にあると思いますので、まずはルパンらしさを大切に演じていきたいと思っています。
- ―――ルパン三世と自分の中に共通点はありますか?
- 物は盗まないので、そこは共通点ではないです(笑)。皆様がどう思われるかわからないのですが、私自身、クールにキメたくても、キメきれないときがあるんです。そういうところはもしかしたら、ルパン三世のせっかく宝石や女性の心を盗んだのに、最終的には結ばれないところとちょっと似ているのではないかなと自分では思いますが、どうでしょう?(笑)
- ―――ルパン三世といえば、もみ上げや髪型など、ビジュアル的にもとても特徴的なところがありますが、その点は?
- この作品が決まってから一番多かった質問が、「もみ上げはどうするの?」でした。演出の小柳先生と相談した結果、やはりそこはタカラヅカっぽさを残したビジュアルということで、もみ上げも自然な感じにしました。男役は、もみ上げを普段も描いておりますので、実際変化はないですが、私自身このスタイルを作るまでに、すごく悩みました。
- ―――公演に対する意気込みは?
- お芝居は誰もが知っている「ルパン三世」を演じることができて光栄です。ショーでは、自分の魅力をさらに出せるように頑張っていきたいと思います。皆様の期待も大きいと思いますので、その期待をいい意味で裏切り、期待以上のものをお届けできるよう、精一杯務めて参ります。