楽曲紹介

『ME AND MY GIRL』には、親しみやすく美しいミュージカルナンバーがいっぱい。
数々の名ナンバーから一部をピックアップしてご紹介します。

♪ミー&マイガール (Me And My Girl)

ビルとサリーのナンバー。ビルがヘアフォード家の当主になれば、他の女と一緒になるのではないかとサリーは心配するが、ビルは自分もサリーとでなければ生きてゆけないと、二人の愛を確かめ合う。間奏で二人のタップダンスが繰り広げられる。

♪あなたは私に夢を見させる (You Woud If You Could)

ジャッキーは表向きは絵画、文学、人生についての指南役だが、ヘアフォード家の財産をモノにするためにビルを誘惑しにかかる。それにはビルもタジタジ。

♪私の手を握って (Hold My Hand)

サリーはビルを紳士にするために身を引いたほうが良いのではないかと言う。ビルはそれに答えて“手を握って人生を一緒に歩いていこう”と歌い出す。サリーも“二人でなら私は真っ直ぐに歩いてゆける”と答え、二人のダンスナンバーに発展する。

♪ランベス・ウォーク (The Lambeth Walk)

ビルが社交界へデビューした。公爵夫人のレッスンの甲斐あって難なく責任を果たす。そこへ、サリーがランベスの仲間たちを連れて現れ、自分がいかに上流社会にそぐわないかを示しにくる。ビルはサリーの気持ちを察し“メイフェアにはメイフェアの歩き方があるように、ランベスにはランベスの歩き方がある”と歌う。すると、だんだん客たちも加わり、全員の歌となり、第一幕の終わりに相応しい楽しいナンバーとなる。

♪愛が世界をまわらせる (Love Makes The World Go Round)

“愛がなくても、結婚してヘアフォード家を守るのが貴族の義務である”と公爵夫人に言われたビル。公爵夫人のやり方に反対するジョン卿とビルは、お酒を交わし男同士の友情を深めながら、“世界をまわらせているのは愛だ、愛がなければ 生きられない”と陽気に歌う。

♪街灯によりかかって (Leaning On A Lamp Post)

ビルはサリーを追ってランベスまで来るが、ブラウン婦人から“サリーが出ていった”と聞かされる。ビルが街灯に寄りかかって“サリーを待つ”と歌うと、ランベスの恋人たちが出てきて踊り出す。ビルの幻想の中にもサリーが現れ、二人のダンス“ランベス・バレエ”に発展する。