作曲家 フランク・ワイルドホーン
プロフィール
作曲家 フランク・ワイルドホーン(Frank Wildhorn)
1959年11月29日生まれ(57歳)アメリカ合衆国の作曲家。特に、ブロードウェイミュージカルの作曲家として知られ、彼が作曲を手掛けたミュージカルは、世界中で上演されている。アジア圏では、日本、韓国で圧倒的人気を誇る。代表作は「ジキル&ハイド」で、ブロードウェイで4年間上演された。1999年、ブロードウェイ、プリマス劇場で「ジキル&ハイド」、ミンスコフ劇場で「スカーレット・ピンパーネル」、セント・ジェイムス劇場で「南北戦争/The Civil War」が上演され、ブロードウェイで自身の作品が3本同時に上演された最初のアメリカ人作曲家となった。ワイルドホーンが作曲したホイットニー・ヒューストンの「Where Do Broken Hearts Go」は世界中で大ヒット、他、ステイシー・ラティソウ、ナタリー・コール、ケニー・ロジャース、パティ・ラベルなどにも楽曲提供している。ワイルドホーンはブロードウェイの音楽家として初めて宝塚歌劇団と共に製作を行い、元宙組トップスター・和央ようかの退団公演『NEVER SAY GOODBYE』の作曲を担当。2015年には作曲を手掛けた新作ミュージカル「デスノート The Musical」日本公演、韓国公演を手掛け、さらに12月には「フランク・ワイルドホーン&フレンズジャパンツアー」として大阪・東京にて自身が手掛けた歴代のヒット曲を集めたコンサートを実施した。
フランク・ワイルドホーン氏の代表作
「ジキル&ハイド」「ビクター/ビクトリア」「スカーレット・ピンパーネル」「南北戦争」「ドラキュラ」「NEVER SAY GOODBYE」「MITSUKO~愛は国境を越えて~」「シラノ」「モンテ・クリスト伯」「ボニー&クライド」「カルメン」「GOLD~カミーユとロダン~」「ルドルフ」「アリス・イン・ワンダーランド」「デスノート」他、多数
フランク・ワイルドホーン×宝塚歌劇
『NEVER SAY GOOD BYE』-ある愛の軌跡-
宝塚歌劇のために、ワイルドホーン氏が全曲を書き下ろし、小池修一郎が作・演出を担当した、宝塚歌劇団史上初の日米合作ミュージカル。爛熟のハリウッドで知り合った人気カメラマンと女流作家がスペインで再会し、やがてスペイン内戦に巻き込まれ、平和を求める戦いに加わっていく様を、ヘミングウェイ、ロバート・キャパ、リリアン・ヘルマンといったロスト・ジェネレーションの芸術家たちをモデルに、平和を求めファシズムと戦った男女の愛の物語を描いた作品。
●楽曲試聴(TCAピクチャーズ)
『NEVER SAY GOOD BYE』-ある愛の軌跡-
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『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
1998年のトニー賞で作品賞、脚本賞、主演男優賞にノミネートされた冒険活劇。革命の嵐が吹き荒れるフランスを舞台に、革命政府に捕えられた貴族を救い出すイギリスの秘密結社「スカーレット・ピンパーネル」、その首領パーシーと、フランス政府特命全権大使ショーヴランとの駆け引きを、パーシーの妻マルグリットを交えた三人の愛憎を絡ませながら描いた作品。宝塚歌劇では、2008年、小池修一郎潤色・演出により星組で初演し、2010年には月組が再演。スカーレット・ピンパーネルの仲間たちが正義のためなら炎に飛び込むことも厭わない決意を歌う《炎の中へ/Into the Fire》などの他、《ひとかけらの勇気》がワイルドホーン氏により宝塚歌劇版のために書き加えられた。
●楽曲試聴(TCAピクチャーズ)
『THE SCARLET PIMPERNEL』
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